昨日は東京で「なかのムービーラプソディー」という上映会があり、「
スズキ商事」が上映されるので(実はこの作品、海外上映が先行して、国内ではこれが初上映です)ということで上京しました。
この上映会は、なかのZEROの500人も入るホールを主催の新津東二氏が借り切って行っていて、作品の選択は新津氏含むなかのムービーラプソディー実行委員会によって行われます。実行委員会が気に入った作家・作品を上映しているので、上映して頂いた者としては、本当に楽しい時間をすごしました。
この上映会が少し変わっているのは、自主制作映画でありながら、アピールが主に地元の中野区民に向けて行われていることです。自主制作というと観客の中心は実際に作っている方やこれから作ろうと思っている方が多いのですが、ぜひ一般の方々にも見ていただきたいということで、コツコツと努力していらっしゃいます。
http://n1119.blog54.fc2.com/ 先日のもりおか映画祭もそうでしたが、上映というのは商業であろうと自主であろうと、外に向けてアピールしていかなければどうにもなりません。改めてそういった映画を陰で支える方々に敬意を表したいと思います。
ところで、今回は恩田浩監督の「話し」という作品に私はかなりショックを受けました。この作品、1シーン1カットで構成されていて、先日の相米慎二特集の後だったので、なおさらでした。それについては私個人のブログに少々詳しく書くつもりです。